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掃除論④
私が整理整頓をするときのコツは「ちょっとしたものを床や机に置かない」ことです。
ここからは「面倒くさがりな人が楽したまま整理整頓を維持する」ことを目的としています。 きっちり整理整頓ができて、それをストレスに感じない人には関係のない話になってしまうので読み飛ばしてください。 例えば帰ってきて、すぐにまた着るジャケットなどはどうしてもソファーに置いたり、床に置いたりしてしまいがちです。 しかし床に物があると、どうしても連鎖的に物が散らかり始めます。 「ちょっとだけ」のつもりで床に置いたものがずっとそのままにしてあったり、どんどん散らかっていくものです。 ですから私は絶対に床には物を置きません。 だからといって頻繁に使うものを毎回「はさみはココ」「髭剃りはココ」「携帯の充電器はココ」と定位置に戻すのは面倒ですし(面倒くさがりの人は)長続きしません。 「ちょっとだけ使うもの」は「ちょっとだけ使うもの用BOX(もしくは袋)」に入れます。 その箱は何を入れてもOKにします。ルールはありません。 とにかく、机の上に置くなら、かわりにその箱に入れてください。 机にペンを置いておくのと、机の上にあらかじめ設置しておいた箱に入れるので手間は一緒です。 箱の大きさは人それぞれ自分にあったものを選べば良いでしょう。 「ちょっとだけ使うもの用BOX」は別に1個だけでなく、部屋の随所に何個か設置しても良いと思います。 すぐにまた着るジャケットは、ハンガーにかけるのが面倒なら、クリップ付きのハンガーにクリップで吊るします。 本当はきっちりハンガーにかけたほうが型崩れもしませんしいいのですが、あまりにきっちりを目指しすぎるとしんどいものです。 ハンガーにかけるのは面倒でも、クリップにはさむだけなら床に置くのとほとんど手間は変わりません。 吊るしているのと、床やソファーに置いているのでは散らかり方が全然違います。 これでとりあえず、特に今までと変わらない手間で、床や机に物が散らかっている状態を回避できます。 次に全体的な整理の仕方ですが「物はグループ別に透明の袋に小分けして収納」するのが機能的です。 この「透明な袋」というのは結構ポイントです。 不透明なものだと、ぱっと見ただけでは何が入っているのかわからないので急いでいるときに探し物が見つからない場合があります。 「私はどこに何が入っているか覚えている」と思っていても、人間の記憶力はびっくりするほど曖昧ですから。 それに透明だと存在感が薄いので、部屋自体が広く感じます。 棚などに入れる場合も極力ビニールのジップ袋などに入れて収納したほうが機能的です。 これは実際にやってみると実感できるのですが、グループごとにまとめておくとすごく使いやすいのです。 棚を引いたときにも「ガサッ」という感覚がなくなり、なんとなく気分がいいです。 日常的に良く使うものは、上述した「ちょっとだけ使うもの用BOX」に入れておけばいいので、ジップを開ける手間もそれほど頻繁ではないのでストレスを感じることもないと思います。 それと、百貨店やブランド店でもらった袋、これって丈夫にできているのでもったいなくて捨てられない人が多いのですが、、、捨てましょう! 女性の方で、カバンの代わりにブランド店の袋を持ち歩いている、という人も多いと思いますが、それはOKです。 あくまで「使わずに保管している袋」が無駄なのです。 電化製品などを購入したときにも箱を保管する必要はありません。 中身が目当てで購入したのですから箱は捨てましょう。 操作の簡単なドライヤーなどは説明書も捨てていいでしょう。 ただオークションなどで転売するから、などの理由で箱を保管するのは仕方ないかもしれません。 しかし電化製品などは転売を頭にいれずに使い切ったほうが気兼ねなく使用できて楽だとは思うのですが、、、 ちなみに私は音楽CDや映画DVDなども箱は捨ててCDファイルに入れます。 まあ、そもそもレンタルで十分なのでめったに購入しないのですが。 個人の趣味の範囲なのでここまで強要することはできませんね。(といいますか、すべて強要はしていないのですが文章的に強引な表現が多いので、、、すみません)
by roughmakers
| 2006-06-21 11:02
| 掃除論④
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